ベンゾジアゼピンに離脱症状があるなんて聞いてない(泣)blog

無知によりベンゾジアゼピン離脱症状に苦しむことになった人のブログです。あまりのつらさに黙っていると不安が爆発しそうなのでブログを始めました。減薬、断薬、離脱症状で同じように悩む方々と交流したいです。

ベンゾジアゼピン情報センターさんからのアドバイス

投稿者: くらくら


コメント: 貴重な情報ありがとうございます。レキソタン4mg、レンドルミンを0.25mg1年服用しています。一気減薬により10日以上の絶不眠の離脱症状を経験し、薬の量をもとに戻しました。他の症状は改善されましたが睡眠だけは戻ってきません。もう1週程度待ち、変化がないようであれば減薬スタートも視野に入れます。水溶液減薬法について質問ですが、成功例の多いワイパックスですら実際は水に溶けずに均等に水に混ざっているだけなんでしょうか?ベンゾジアゼピン全般が水に溶けず脂溶性ということみたいですが、レンドルミンやレキソタンでも水で対応できるでしょうか。ベンゾごとに個体差があり水に溶けるものとそうでないものがあるのでしょうか。より確実にするならミルクタイトレーションのほうがいいでしょうか? 同じような症状に苦しむ方々と情報を共有する為ブログを書いております。 よろしくお願い致します。 https://gz7274.hatenablog.com/

 

コメント: >くらくらさん ご質問ありがとうございます。 はい、ベンゾ全般脂溶性なので水には溶けないと聞いています(フルニトラゼパム(サイレース・ロヒプノール)だけ、水溶性であるようなのですがよくわかりません)。いずれにしても、薬局でパウダーにしてもらった薬を水に入れてよく攪拌すればかなり均等なタイトレーションが可能だと思います。より正確さが欲しい場合は100mlのビーカーを300㎖のものにするとか、後半に差し掛かったらスケール変換するなどで対応します。たしかにミルクであれば溶けるようなので、脂分無調整の牛乳でミルクタイトレーションしていくのもひとつの手です。もうお読みになっているようですが、詳しい手順はこちらをご覧ください。https://benzoinfojapan.org/patients-article/5

 

投稿者: くらくら


コメント: 管理人様 ご回答ありがとうございます。 離脱症状が治まり次第来週くらいから水溶液100%でまず水溶液が自分に効果があるかどうか実験してみます。 レンドルミンについて質問なのですが、ほとんど情報がなく、断薬経験者のブログも見つけられていません。 日本における力価は20とハルシオンやランドセンと同じ強力な値となっていることに不安を感じています。 一方レンドルミンは実際は弱い薬だとおっしゃる方に多数遭遇しました。アシュトンマニュアルにもデータがなく 体感値なのかどうなのかよくわかりませんが。 半減期20時間のレキソタン4mgの下地があるのでレンドルミンについては減薬ペースを速めたいと思っているのですが、 月20%のペースで減薬することをどう思われますか?また半減期が7時間と短いためベンザリンやジアゼパム等に置換えたほうがいいでしょうか? 最後に残るレキソタンは月10%のペースで進めていこうと思っています。

 

投稿者: 管理人


コメント: >くらくらさん レンドルミンの減薬に苦しんで、かつ断薬成功した方のブログは目にしたことがあります。すみませんがURL等は失念しました。 基本的にはベンゾはみな同じで、半減期と力価が違うだけです。それからその化学式の若干の差異により、ある人の受容体には親和性が高く別の人にはそうでない、といった違いのみです。そこでくらくらさんにとってのレンドルミンですが、もし身体依存形成されていなかったら20%/月どころか半錠づつでも減らしていけます。一方、身体依存形成されていたらそのような減薬ペースは危険です。レンドルミンに身体依存形成されているかどうかは前もって判断できないわけですから、どちらか一択という手法はとれないと思います。 結論から申し上げますと、わからないことばかりの時は、必ず安全策をということになります。たとえばレキソタンとレンドルミンの二つが減薬対象としてあったとしたら、1剤づつ取り掛かるのが原則かな、と思います。

 

投稿者: くらくら


コメント: 管理人様 貴重なアドバイスありがとうございます。 レキソタンの飲み忘れから絶不眠を10日以上経験し、レキソタンを服用したところ1日おき程度の絶不眠に症状が緩和しましたので レキソタンについては依存状態にあると思います。レンドルミンについてはほぼ1年継続服用していましたので 依存状態については不明です。 依存についてはベンゾ全体への依存になるのでしょうか。 それとも薬剤毎レキソタンについては依存はあるが、レンドルミンについては依存はないということもあるのでしょうか? また、原則として短期薬から減薬していくということがあると思いますが、 現在他の離脱症状は緩和してきましたが不眠についてのみ根強く残りセオリー通りレンドルミンから減薬した場合 不眠の症状が悪化するのではないかと不安に思っています。 このような場合、管理人様ならレンドルミンから減薬されますか?

日付: 2020/08/26 19:29 投稿ID: uauiGv64OXQ8rHzarCyx
 
投稿者: 管理人

コメント: >くらくらさん 身体依存が形成されるのは、たとえば3剤服薬していたとしたら、①そのすべてに対して依存②そのうちの1~2剤に対してのみ依存③そのすべてに対して依存してない、の3とおりがあり得ます。 はい、原則として短期間のものから減薬に取り掛かります。 不眠症状についてはいちおう作用機序の違う他剤で対処可能な場合があります。減薬FAQのページの「質問: ベンゾの減薬にあたって他の精神薬に頼るのはまずいのでしょうか。」をご覧ください。他剤の使用については必ず主治医にご相談ください。https://benzoinfojapan.org/patients-article/7
 
一気断薬と再服薬を繰り返すようなものなのでキンドリングに陥る可能性がありますベンゾジアゼピン関連用語集:https://benzoinfojapan.org/basics/benzowords )。 一定のペースで服薬して血中濃度を安定させ、症状もある程度安定させた後に漸減していくのが原則になります。
 
  • キンドリング
kindling。直訳すると“燃えあがる”という意味で、医療用語としてはいろいろな用途で使われているようです。ことベンゾ減薬に関しては次のような状態を言います。「ベンゾジアゼピン減薬は数年かけて少しづつおこなうことが最も安全であるゆえ、 急激に半分に減らす、などすると激しい離脱症状に耐えられず多くの場合もとの用量に戻すことになる。 その後、再び前回と同じように半分、または4分の1などおよそテーパリング減薬とは程遠い大雑把な減薬を試しては元に戻す、大雑把な減薬を試しては元に戻す・・・を繰り返していると、最終的に ベンゾの薬効がなくなってしまう。つまり元の用量に戻そうが増薬しようがまるで効果がなく、一気断薬と同じような状態になってしまう。」ざっくり言えばこのような状態をキンドリングと呼びます。
コメント: 貴重なアドバイスありがとうございます。 突然とんでもないことになって頭が整理できていない状態です。 レンドルミン0.25mgレキソタン4mgを現在飲んでいます。 離脱→再服薬から約1か月ですが、最初はだましだまし効いていた感があったのですが、ここ1週間程度効き目が悪くなりレンドルミンなどは全く効果がない状況で入眠ができなくなっています。ベルソラム15mgを追加し1時間等寝ていますが離脱症状に負けており飲んでも飲まなくても意味がない気がしています。早朝覚醒の時間もどんどん早くなり、再入眠しようとすると動悸があり再入眠は不可能です。 これはキンドリングという状態でしょうか。 最近心拍数を測るようにしたのですが寝る直前までは安定しているのですが、寝ようとした途端異常に交感神経が上がりデータがぐちゃぐちゃになっています。 医者は再服用後1-2週間で離脱症状はなくなるので心因的なものだろうというのですが、とてもそうは思えません。 なにか再服薬後もだんだん悪くなっている気がします。 悪くなりだしたのは1日だけ昼間2mgのレキソタンを水溶液にして全部飲んだ時からなのですが、水溶液が効かずにその瞬間は離脱症状はありませんでしたがミニ離脱症状が起こったのかもしれません。 再服薬後は寝れたり絶不眠を繰り返したりどのくらいの期間容体が安定しないものなのでしょうか。 管理人様が増薬を決断する際に我慢した期間を教えていただけますか? また、本格的に薬の効果が0に近いと判断できたら、 (私の場合絶不眠+昼間に症状が出る、例えば痙攣や焦燥感、肩凝り、食事がとれない等) 増薬も検討しないといけないかと思います。 現在のジアゼパム換算服薬量は13mgですが 管理人様なら元々のレキソタン等を増やすより将来の減薬を見据えてジアゼパム増薬でしょうか? 増やすとしたらどれくらいの量を増やしますか? 私的にはジアゼパムは半減期が57-200時間と不明で日々の累積効果がありますから1から2mgくらいかなと思っております。
 
コメント: >くらくらさん キンドリングだともはやまったく効かないという状態になるので、キンドリングではないと思います。 悪くなりだしたきっかけが水溶液であるならば、その可能性は高いと思います。いつそうしたかわかりませんが、普通はすぐに戻せば水溶液を試す前にはすぐ戻ります。わたしがジアゼパム増薬を決意したのは、ひどい脳鳴りに堪えられないと判断したからですが、飲んで1日である程度はラクになりました。そしてこれなら数年のマイクロテーパーができる、と確信できたのは1週間もなかったです(あくまで私の場合)。フルニトラゼパム1.5mg再服薬からジアゼパム10mg増薬までの期間は2か月ほどです。 将来の減薬を見据えてというより、今、安定させることだけをまずは考えた方がいいと思います。どうすべき、とか、用量は?薬剤は?という質問にはお答えできません。