ベンゾ減薬再開ドライカット
天びんは日によって湿度や温度などによってその日の基準が異なってきます。
細かいものを測れば測るほどそうです。
計測誤差を防ぐために面倒ですがまず風袋を測るようにしています。
プラチック性の風袋を利用していますので重量は一切変わらないはずです。
基準とした日の風袋が2.5583gで減薬日の表示が2.5584gであれば
00001gを誤差を実際の減薬量に反映させます。
レンドルミン0.1504gから0.3%減の0.1499gまで削る予定であれば計測誤差0.0001gを減算し0.1498gまで削ります。
機械のご機嫌をうかがいながら機械の誤差を織り込んでいくようにします。
今一番の不安要素はレンドルミンのジェネリックを飲んでいますが、初期の重量がまるで違うことです。前日は1錠0.1504gでしたが、本日は0.1512gでした。
かなりの誤差があり添加物だけの重量誤差で中身が均等ならばいいのですが、
はっきり言って全くわかりません。
レキソタンはジェネリッックでない正規品を服用していますが重量が極めて安定しています。
やはりジェネリック製薬会社の製剤精度が低いのではと思われます。
次回通院日にはレンドルミンを正規品に変えようと思います。値段は倍になりますが
月30円くらい費用負担が増える程度です。
普通の薬では多少の誤差はどうでもいいですが、ベンゾ減薬においては命取りになります。
またベンゾはコーティングされていない薬剤がほとんどですが
開封した瞬間空気中の水分を吸収して重量が増えます。
10分程度なら大丈夫ですが
2-3時間以上放置すると0.151gから0.153くらいまで増えます。
およお1.3%の重量増加です。
そうなると基準がなくなりドライカットはできずその薬剤は捨てるしかありません。
最初は機械の故障かと思い返品しようと思いましたが、
数日分の錠剤を無駄に使用して実験した結果空気中の水分の吸収と結論付けました。
ベンゾ以外のコーティングしている薬剤は空気中の水分を吸収せず重量は変わりませんでした。
したがって開封即削り作業を行うようにしました。
また削る際手の水分を吸収することが容易に予想できますので、
削る際はゴム手袋をして削るようにしました。
思いつく実験はやりつくしました。
実験するたびに体調をくずし、
眠れない日々を過ごし、
やむなく服薬量を戻したり苦しみましたが
もうできることは全部やったと思います。
風邪薬と同じような感覚で飲んだ薬にここまで悩み考え苦しめられるとは思っていませんでしたが、ようやく憎いベンゾと戦える状態が整いましたので、割と気分はすっきりしています。
これからは粛々と計画通り減薬作業を行っていきます。
計画が正しければ、ステイやわずかの戻しで調整をすることはあるでしょうが
大きく離脱を起こして服薬量を戻したりする必要はないはずです。